2018年04月23日

サバゲーをやってみたい人の為の話

サバゲーをやってみたい人の為の話



どうもガクです。

現在の仕事は『脚本家』。そして趣味は『サバゲー』という男です。

なんだかんだでこのサバゲー歴も今年で11年目に突入しました。
それくらい魅力的で辞められないスポーツという事ですね。
最早ライフワークと言えるでしょう。


そんなサバゲーですが、興味ある人は沢山いるのに『どうやるの?』『そもそも何してるの?』と、外から見れば謎に満ちたスポーツだと思います。

興味はそんな『サバゲーに興味あるけど、よく知らない!』という人の為に、僕が11年のサバゲー歴で培ったサバゲーの基礎を教えます。
もし良かったら参考にしてみてください。





サバゲーをやってみたい人の為の話



サバイバルゲーム、略してサバゲー。
その歴史は割りと古く、20年以上からある競技です。

僕がサバゲーを初めた10年前は今よりその知名度がなく、あまり人前で言える趣味ではありませんでした。
が、昨今はその知名度を上がり、『サバゲー』という言葉だけは知っているという方も少なくないでしょう。

かつてはオタク向けなマニアック雑誌が多かった中、現在は『サバゲーのファッション誌』というのが存在するまでになりました。
エアガンを初めとするサバゲーグッズも、年々安価になっています。
いい時代ですね。


サバゲーというとつい『ミリタリーオタク』がやる物と思われがちです。

事実10年前はほとんどの人がミリタリーオタクでした。
が、現代ではミリタリーの知識が0なライトユーザーも少なくありません。

ミリタリー好きがコスプレを兼ねて楽しむも良し。
ミリタリー無知でも汗を流すだけでも良し。

様々な人が楽しめる競技になっています。





サバゲーをやってみたい人の為の話



サバゲーというのはそもそも何かと言われれば、答えは『スポーツ』というのが一番近いでしょう。
「え?鉄砲ごっこじゃないの?」と言われるの当然なのですが、解り易く言うと、
BB弾を使ったドッジボールというのがサバゲーです。

自分の好きなエアガンを使い、仲間とチームプレイをしながら試合をすすめる

これがサバゲーの基礎になっていくワケです。





サバゲーをやってみたい人の為の話



鉄砲でBB弾を撃ち合うスポーツですから、当然空き地や公園で行うのは禁止されています。
サバゲーは『サバゲーフィールド』とよばれる施設が存在し、そこで行われているのです。

料金設定はフィールドによってまちまちですが、だいだい¥3,000前後で1日・昼食付きで遊べます。

意外と安いでしょ?
サバゲー=お金がかかると思われがちですが、それはあくまでこだわった時の話。

例えばボーリングを考えてみましょう。
皆さんがボーリングをやる時、シューズもボールもレンタルをして利用しますよね?
サバゲーも一緒です。エアガン等をレンタルして遊ぶことも十二分に可能です。
ただボーリング同様マイボールやマイシューズがあるとより楽しめる、というだけに過ぎません。

なのでお金を懸念してサバゲーを避けてしまっている人は非常に勿体無いのです。

ではそのサバゲーフィールドはドコにあるのか。

僕は都内在住なので関東近辺の事しか解りませんが、どこであってもネットで『サバゲーフィールド』で検索すればお住い地域のフィールドが出て来るはずです。

ちなみにフィールドは大きくワケて2種類存在します。

・アウトドアフィールド
・インドアフィールド

です。
どちらも読んで字のごとくですが、
アウトドアフィールドは屋外でサバゲーをする施設です。森のように木々が生い茂っている物や、空き地に様々な障害物を配置したタイプなど、形状も様々です。
インドアフィールドは室内でサバゲーをする施設です。主にビルの中や廃工場などを改装して作られている場合が多いです。

どちらが初心者向きか、と言われるとなんとも言えません。一長一短です。
例えばアウトドアフィールドは当然風が吹いていますので、BB弾のような軽い物は流されてしまい、狙ったところに当たらないという弊害もあります。当然雨天は中止なので、天候にも左右されてしまいます。

一方、インドアフィールドは天候や風に左右されない代わりに『弾が跳ねる』という弊害があります。
これは後で詳しく書きますが、関東に言うとBB弾が壁等にあたって跳ね返ってしまう、という事です。
またどうしても交戦距離が近いので、微々たる差ですが『当たるとより痛い』というのもあります。





サバゲーをやってみたい人の為の話



当然スポーツなのでルールも存在します。

これはサバゲーをする場所、あるいはその場合によって多少変更する事もあります。
が、一番基礎的でどこでも共通のルールをまずはご紹介します。


『BB弾が当たったら退場』


サバゲーはBB弾を撃ち合うスポーツです。
とはいえデジタルな技術が入っているワケでもないので、弾が当たったかどうかはどうぜん被弾した人にしか解りません。
なので撃たれた人は自己申告で『ヒット!』と声をあげます。
これがサバゲー上で『死んだ状態』となり、この人は速やかにフィールドから退場しなければなりません。

この時ポイントは2つ。

1.ドコに当たってもヒットはヒット。

よく映画であるのが。銃弾を指先や頬にかすった時『かすり傷だ・・・」なんていえますが、サバゲーではそれはNG。
例えかすり傷であってもヒット。
それが靴の先端でもヒット。
帽子のつばでもヒット。
持っている銃の先端に当たってもヒット。


もっと言うと、
地面でバウンドして転がってきたような弾に当たってもヒット。
何かに当たって跳ね返ってきた弾に当たってヒット。

です。
つまり例外なく『身体にBB弾が触れたらヒット=退場』というルールです。

先程の『インドアフィールドで弾が跳ねてしまう』というのはここに繋がります。
せっかく撃ち合いをしているのに、変な死に方としてしまう、というのがあるのです。

とはいえそれを懸念して広めに作ってあるインドアフィールドもあるので一概には言えませんが、あくまで懸念点として。


2.バレないからと嘘をついてはいけない

当たり前と言えば当たり前ですが、自己申告で遊ぶスポーツなので、当たった事を我慢して黙っていれば死なない事になります。

これを業界では撃っても死なない事から『ゾンビ』と呼ばれ、一番やってはいけないルール違反とされています。

とはいえある程度アドレナリンも出ているので、当たっているのに本当に気づかない場合もあります。
これは仕方ないにしろ、しっかりと当たった時は『ヒット!』と申告すれば何も問題ありません。
逆に言わなければ言わないだけ撃たれて痛い思いもしますので笑





サバゲーをやってみたい人の為の話



先程のボーリングの例ではありませんが、こだわれば無限にあります。
が、最低限これさえあればサバゲーが出来るという物は以下の物です。

・ゴーグル
BB弾を撃ち合うスポーツですので、目に入ってしまっては大変危険です。これはいかなるフィールドでも100%守らなきゃいけないルールです。
ゴーグルはもちろん様々なタイプがショップで売ってますが、フィールドでもレンタルが可能です。

ちなみによく聞かれる質問の1つが
「撃たれると痛いの?」
ですが、正直場合によります。肌が出てるとこに割りと近い距離から撃たれると流石に痛いですし、
遠くから服に当たる分には『パスッ』という音がする程度でさほど痛くありません。

・エアガン
『エアガン』、と一口に言ってますが細かい種類は沢山あります。
バッテリーで動く『電動ガン』。
ガスで動く『ガスガン』。
そして空気で動く『エアガン』。お祭りの出店の景品なんかになっている、子供の頃誰もが触れたことあるのはこのタイプですね。一度スライドを引っ張って空気を圧縮し、その力でBB弾を飛ばすわけです。

これも上記の種類に加え、鉄砲の形というのがまた様々あります。

こだわると『アレが欲しい!』となってきますが、これもフィールドでレンタル出来ます。最初はレンタルで十分でしょう。

・BB弾
当然BB弾を撃ち合うスポーツですから、これがないと始まりません。

これはフィールドで販売されています。消耗品ですのでレンタルとはいきませんが、決して高価な物ではないのでご安心を。


以上!!!

本当にこの3つさえアレばサバゲーは出来ます。

服装も『迷彩服じゃないとダメなの?』なんて言われますが、そんな事はありません。
自分もデニムにTシャツでサバゲーをする事もよくあります。
もちろん木々が茂っているフィールドで迷彩服を着れば多少隠れられるという事はありますが、
あまり重要ではありません。
最初は動きやすい格好であれば何でもOKです。
(とはいえ蛍光色はあまりに目立つのでオススメしませんが)


※※注意!!※※

一応身体を動かすスポーツですので、クロックスやサンダル、ヒールなどは避けましょう。
動きやすいスニーカー、欲を言えばトレッキングシューズなんかがオススメです。
肌の露出が多い服装もオススメしません。

また黄色・赤の服は避けましょう

何故かというと後述で詳しく書きますが、
サバゲーは『赤チーム』と『黄色チーム』に分けて戦うのが基本です。

フットサルなんかがビブスでチーム分けするのに近いです。

なので混合しないようにこの2色は避けるべきカラーになってます。


『私服を汚したくない』『着替えを持っていくのが面倒だ』
という人にはウェアのレンタルもあります。だいたいツナギなんかが多いです。
これもフィールドに確認すれば借りられるはずです。




サバゲーをやってみたい人の為の話



まず先にサバゲーのシステムですが、大まかに分けて3種類あります。

・貸し切りゲーム
ズバリ貸し切りです。知り合いだけで和気あいあいとやってみたい!という人にオススメです。
他のお客さんは入らず、自分達のペースでサバゲーが楽しめます。
フィールドによって料金はまちまち。
だいたい最低10人から、というケースが多いので人数が集まる人は是非。

・定例会
そのフィールドが主宰するオープンなサバゲーです。
例えば『日曜定例会』というのがあれば毎週日曜にサバゲーが開催されているワケです。

ここには一般のお客さんが集い、知らない者同士で敵・味方に分かれてサバゲーをします。
一見ハードルが高いようにも感じられますが、別に緊張する必要はありません。

「使えねぇなぁ初心者が!!」

と罵倒される事はまず無いでしょう。

僕も定例会サバゲーに行くと必ず2,3人は『初めてサバゲーの人』がいます。
何も恥ずかしい事はないので、飛び込んでみましょう。
また解らない事はフィールドのスタッフさんに聞けば、丁寧に教えてくれるはずです。


・イベント
これは参加に何かしらの条件があったりするサバゲーです。
例えば『ベトナム戦争風の格好の人限定!』とかです。
ドレスコードがあるようなイメージですね。
これは初心者ではなかなか参加が難しいと思いますので、この日は避ける事をオススメします。

逆にレアですが『初心者限定』みたいなイベントもたま〜にあります。
そこを狙うのもありですね。


それでは具体的なサバゲーの例を挙げて、1日の流れを説明しましょう。
細かい時間等をさておき、基本どのフィールドもこんな感じでサバゲーをしていく、という物です。
想定は『日曜定例会に友達と2人で参加した場合』です。


9:00
フィールドがオープンします。

一般のお客さんがどんどん集まり、着替えたり、銃のセッティングをしたりします。

フィールドまでの行き方もフィールドによってまちまちですが、
基本車で行くか、最寄り駅からの送迎バスを利用するパターンが多いです。
※送迎バスが無いフィールドもありますので注意。

受付で利用料金を支払いましょう。
この時、レンタルを希望する人はその旨をスタッフさんに伝えると貸してくれます。
必要であれば説明もしてくれると思うので、その指示に従いましょう

10:00
ミーティング

サバゲーをする前にそのフィールドのルールを確認します。

先述したヒットの話だけでなく、
例えば1試合でBB弾を何発まで持ち込んでよいか、
等のフィールド独自のルールが説明されます。

サバゲーを全く知らない人でも解るように説明してくれるはずなので、しっかり聞きましょう。

また、解らない事は遠慮せず、ミーティング終わりに質問すればOK!

10:15
チーム分け


この日参加する人数を半分に分け、『赤チーム』と『黄色チーム』に分けます。

サバゲーをやってみたい人の為の話


例えば参加者の合計が8人だったとしましょう。(実際はもっといますが)

サバゲーをやってみたい人の為の話


その場合、このように4人ずつに分けられます。
この時、一緒に遊び来たお友達と近くにいましょう。そうすれば同じチームにしてくれます。

『こっから右が黄色チーム、こっから左が赤チーム』のような分け方が一般的ですので、
お友達同士が固まれば一緒になれるという寸法です。

参加人数があまりに多いと3チームに分けたり、奇数の場合はどちらが1人多かったりと、
ケース・バイ・ケースなところはありますが基本このようにチーム分けします。

周りは知らない人ですが、お友達と一緒になれると思うと安心ですね。




10:30
ゲーム開始


サバゲーが始まります。

だいたい1試合が15分程度です。
『15分後に生き残ってた人数が多い方が勝ち』
『15分以内に相手の陣地にあるスイッチを先に押したほうが勝ち』
など細かいルールは様々です。そこはフィールドのスタッフさんの指示に従いましょう。

ただ先述通り、撃たれたら退場は基本同じです。

10:45

休憩15分


11:00
2回目のゲーム開始


こんな感じで15分刻みくらいでゲームを進めていくのが基本です。
早く死んでしまうと少し暇な時間もありますが、
サバゲーは1日あるので、長い目で観れば大したロスではありません。


12:30
お昼休憩


だいたいこれが1時間程度。
昼食もここで撮ります。
フィールドによって種類は様々です。手作りのカレーや豚丼が出る場合もありますし、お弁当が出る場合もあります。
また、昼食システムが無く、自前になっているフィールドもあります。
その場合はコンビニでおにぎりなんかを事前に買っておきましょう。
何れにせよ行くフィールドがどんな昼食システムかは調べておくべきポイントですね


13:30
午後のゲーム開始


午前同様15分ワンセットで繰り返していきます。


だいたいコレを日落ちまで繰り返します。
(インドアフィールドですと16:30頃でしょうか)

ゲームが終わったら片付け・着替え・レンタルの返却をして解散です。

帰宅も行き同様送迎バスを利用するか、車での帰宅が一般的です。



これが基本的なサバゲーの1日です!

お解りいただけましたかね??


要約すると、ミリタリー知識やサバゲー知識が無くても全然OK!
手ぶらでも参加できるのがサバゲーなのです!


とはいえ知らない人同士で戦うスポーツです。
最低限のマナー(サバゲーのというより人として?)は守るよう心がけましょう!

理想はサバゲ経験者を連れて行ってみることですが、
初心者だけでも十分楽しめます。
まずはやってみることを強くオススメします!!


少し長くなってしまいましたがこんな感じです!
何か質問があればお気軽にコメント下さい。
僕で良ければお答えします!

それではまた次回!お楽しみに〜!





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Posted by ガク  at 21:23 │Comments(0)サバゲーの話

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